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日本土産に喜ばれる、京都の老舗「鳩居堂」のオリジナル文房具

    先日たまたま京都で用事があり、念願叶って「鳩居堂(きゅうきょどう)」へ行ってきました。

    鳩居堂とはお香・書画用品・紙製品などを取り扱っている老舗店です。

    文房具が好きというお話から発展して、ライター講座同期の方から教えてもらいました。

    到着して早々、お店の外観が美しくてうっとり。(写真もパシャリ。)

    外国人観光客の人たちも「このお店はなに?」と興味津々で、吸い込まれるように店内へ導かれていました。

    売られているものはどれも高品質だなと感じるものが多く、日本土産に喜ばれると思います。

    今回は私の購入品とともに鳩居堂について、紹介します。

    目次

    鳩居堂(きゅうきょどう)とは

    「日本の変わらぬ心、伝統文化を守り育てる。」をコンセプトに掲げ、江戸時代から続くお店です。

    創業は1663年(寛文3年)。はじめは薬種商(やくしゅしょう)として「鳩居堂」は始まりました。

    薬種商とは、江戸時代の薬屋さんのことをいいます。

    1700年代、薬種がお香と通ずるものがあることから、薫香(くんこう)線香を作るようになります。

    そのころ、薬種を輸入していた中国から、文具も輸入して販売を始めたそうです。

    (参考:鳩居堂公式サイト)

    「日本の伝統文化を感じられるお土産を買いたい」と思っている外国人観光客に、ピッタリのお店だと思います。

    今回の購入品

    私が購入したのは、ノートと一言便箋の2つです。

    どちらも鳩居堂オリジナル。1つずつ紹介します。

    鳩居堂’Sノートブック

    こちらは少し変わった形の『鳩居堂’Sノートブック』(770円・税込み)です。

    サイズはほぼA5なのですが、少し横に広がっています。

    大学ノートっぽい見た目ですよね。クラシックなデザインがまた良い。

    個人的に好きな、ツバメノートのデザインに近い感じがします。

    そしてなにより、紙質がかなり良い。思わず「おぉ」とつぶやいてしまうほどの、高級感。

    ノートの下の方には「KYUKYODO’S NOTE BOOK」の文字が印刷されています。

    開封してから気付いたのですが、紙からほのかに香りが漂うのです

    和紙に近いというか……なんだか原稿用紙を思い出すようなにおいでした。

    ちなみにこのノート、東京のお店では販売されていないようです。(2022年11月現在)

    公式ホームページの通販サイトも見てみましたが、こちらのノートの出品は確認できませんでした。

    京都本店だけのプレミア感もあり、良いお土産になりそうですね。

    HITOKOTO

    こちらも鳩居堂オリジナル商品の『HITOKOTO』(495円・税込み)。

    便箋15枚、封筒5枚のセットです。

    ネコが習字している絵柄が日本っぽいなあと思い、購入しました。

    他にも犬やクマ、鳩モチーフなどの絵柄も売られています。

    そしてこの便箋セットの注目ポイントは、金・銀の箔押しです。

    便箋と封筒、どちらにもあしらわれています。

    美しすぎて、うっとり。

    便箋には原稿用紙と同質の紙を使用しているそうです。

    スルスルと書けそうですね。

    そして見てください、この封筒。

    しっかりとした厚みがあり、紙質にこだわりを感じます。

    今度ヨーロッパの義両親へ小包を送るとき、これでお手紙を書くつもりです。

    欧米では便箋を封筒に入れるといった形式より、カードを贈る文化の方が根強いような気がします。

    そのためこうした小さな便箋セットは珍しく、お土産にも良いなと思いました。

    レターバイキングのお店も

    そして今回は時間がなくて立ち寄れなかったのですが、鳩居堂京都本店の向かい側には「レターバイキング」の看板が。

    「バイキング」の名のとおり、便箋と封筒を好きに選んで購入できるみたいです。

    鏡張りの店内には、FEILER(フェイラー)と鳩居堂コラボの商品もありました。

    販売スペースの隣にはホッと一息つける席もあり、どうやらお茶を飲める様子。

    「次は絶対行こう」と心に誓ったのでした。

    店舗情報

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